狂人日誌


消費税増税よりも… 2004 Jan 7

個人的にはいろいろあったが、それは置いといて、

意外なことに日本は世界で有数の(アメリカ合州国よりも!)金持ち 優遇国家である。簡単に言えば、累進性が小さいということである。 税制改革と言うと、すぐに消費税増税が叫ばれるが、累進 性を厳しくして、所得税を増税すればいい。簡単なことで ある。高所得層の税率を上げるだけでいい。なぜ、だれも言い出さな いのか? ちなみに、かつて叫ばれた直間比率の是正は、世 界的にも類を見ない、一律課税の消費税により、すでに達成されて いる。

テロかレジスタンスか? 2003 Dec 1

最近は TV ニュースでさえ、イラク国内の事件に対してこういうようになって きている。別に悩む必要はない。国際法上違法な侵略軍に対する攻撃 は、レジスタンスである。簡単なことである。だから、アメリカ軍 を攻撃しているのは、レジスタンスである。アメリカ軍の協力者も攻撃される ことは理に叶っている。もっとも、戦略上は、外交官や民間人を狙うのは避け たほうが好ましいことは確かである。

姑息な方法で民主党潰しを狙う 2003 Dec 1

電話で同氏への投票を呼びかける「電話作戦」要員を確保するため、主婦ら約 10人に時給数百円の報酬を約束したとして、公選法違反
少年六人にマニフェスト(政権公約)を配らせるなどして報酬を渡したとして、 長野県警は十三日未明、公選法違反(買収、未成年者使用)の疑い

この二つは両者ともに新聞記事から引用したものである。(上が asahi.com 11 月19日、下が産経新聞 11月13日) そのせこさに驚く。上は、電話を掛けて投 票をよびかける人に報酬を払ったということ、下は、未成年者に報酬を出して マニフェストを配らせたものであるが、その摘発の姑息さにあきれる。厳密に 法律を適用するとそうなるらしいが、実は候補者も運動員もこれが、 違反になることを知らないうえに、最近まで摘発されてこなかった。 いままで、そういったグレーゾーンを放置しておいて、そこを狙っ た摘発である。そうまでして、野党を潰したいのかと思わせる事件である。

マスコミは何故マニフェストを無視したのか? 2003 Nov 12

今回の選挙で、結果として民主党のマニフェストは無視された。その中には、 たった25億円あればできることも含まれていれば、二酸化炭素排出抑制のため の環境税の創設なども含まれている。なぜマスコミは、そんな今すぐにでもで きることがあるのに、それに注目しないのだろうか?これはものすごく簡単な ことである。つまり、マニフェストはわかりやすいのであ る。マスコミは嘘を宣伝することによって、与党政権の延命に手を貸したので ある。さらに、政権党の公約(マニフェストになっていないので)と、政権党 支持者の意見、無党派層の意見、民主党のマニフェストを並べて比較すれば、 どのように行動すべきであるか一目瞭然になってしまう。こんな簡単な事実の 報道すらできないマスコミの情けなさといったらない。結局、マスコミはマニ フェストはわかりづらいと宣伝して、無党派層を棄権させたのである。

選挙結果よりも投票率に失望 2003 Nov 10

選挙が終了し、結果としては与党の大勝利となった。この結果にも落胆させられ るが、それよりも投票率の低さに大いに落胆させられた。今回の選挙は、マニ フェストだけでなく、平和も争点だったことを皆忘れてい るのではないか?

投票しなかった人は結果を支持しているのであるから、結果に対する責任は負 わなくてはならない。この選挙の結果、自衛隊が海外派兵され、殺人に加担こ とになったり、あるいは自衛隊員が死ぬことになれば、その責任の一端は、与 党に投票した人だけでなく、棄権した人も負うべきであろう。自分を含めた人 間の命がかかっていると考えれば、そうおいそれと棄権することはできないは ずである。今回の選挙は結果として、有権者の敗北である。

ところで、自衛隊が軍事行動することに関する法的根拠はどこにあるだろう。 武器を持って攻撃してきた相手に対しては、場合によっては正当防衛が成立す るであろうが、イラクの現状で、武器を持って公然と攻撃してくる相手を識別 できるだろうか。武器を持たない相手に対して所持する武器を行使し、傷つけ たり殺したりしたら、それは犯罪ではないだろうか。となると、それを命じた 首相は協同正犯である。自衛隊員がもし殺されたならば、死ぬおそれがあるこ とを知りつつ、その場所に送り込んだ首相も犯罪者ではないだろうか。自衛隊 法もよく精査する必要がある。

今度の選挙の争点は、平和でもある。2003 Nov 8

よく考えて欲しいのは、今度の選挙の重要な争点には、イラク戦争への介入も あるのだ。自民党政権を放置しておいたら、日本の軍隊がイラク戦争に介入す ることになるのだということに、有権者はちゃんと留意する必要がある。その ためにも、政権交替は必要である。

天下三分の計 2003 Nov 8

有権者はよく考えて欲しいのだが、二大政党制を夢見ている、政党があるが、 第三の勢力が必要である。常に、連立を組まなくては政権をとれない状態を作 る。こうしてこそ、真に賢い選択といえるのではないだろうか。こうなれば、 政権交替も容易になるし、また、安全弁としても機能するし、また、革新的な 政策を実現することも容易になる。ドイツでは、緑の党が小数議席ではあるが、 その役割を果たしている。第三の勢力は、二大政党に対して、常に意義申した てが可能で、政権に対しての影響力を発揮できる状態を保つようにしておく必 要がある。

東風フォント開発終了 2003 Nov 5

これまで、Free なアウトライン日本語フォントとして有名だった東風フォン トが、これ以上の開発を終了してしまった。非常に残念なことである。タイプ バンクフォントをぱくった「いわゆる渡辺フォント」をベースにしていたため に、結局こういうことになってしまった。日立とタイプバンクは、以前のフォ ントをベースにアウトラインフォントも作っているので、容認出来なかったの だと思う。日立、タイプバンクが東風フォントはうちのフォントを参考にして 作ってはいるが、別のフォントであると認めれば良かったのに。

ところで、うちのフォントプロジェクトは残念ながら休止常態である。当分、 私生活面でも、仕事面でも忙しくなりそうだ。こういうところで、研究として やってくれる学生や大学院生がいると、とても助かるのに。和田研フォントも 当面の課題を達成した時点で終了してしまっており、研究の継続は人と組織が ないと難しいことがわかる。

業界も、標準的なフォントとして、改変自由なライセンスのフォントとして 明朝、ゴシック、教科書の三書体ぐらいはあったほうが良いと思う。なぜなら、

からである。

ところで、上で明朝、ゴシック、教科書の三書体を挙げたが、もう一つ、手書 き文字に近い感覚のフォントが欲しい。現在の明朝、ゴシックの書体では、コ ンピュータで表示される文字と、手書きの文字との感覚とがずれすぎているの ではないかと思う。第一、小学校の教材としてはほとんど利用不可能である。 (そういった意味で、教科書体も挙げたのだが。) これは、私の意見ではなく、Web 上で見かけた意見で、 なるほどと思った。

マスコミはレベルが低過ぎる上に国民をばかにしている 2003 Oct 29

マスコミは、マニフェストがわかり難いとほざいているが、それをちゃんと伝 えるのが役割だろうが。実は、自分自身がマニフェストのことがわからないの で、一般的な国民が理解できないと思い込んでいるぐらい馬鹿なのだろう。ちゃ んと伝えたら、自民党政権には致命的なので、言えないのだろう。政 権党である自民党は、マニフェストを作ることさえできなかった の だから、その差は歴然である。比率でいったら、自民党は無限大に駄 目になる。もちろん、民主党のマニフェストにもいろいろ不備はあ る。しかし、地方への財源委譲と、一括補助金化だけでも、立法化されてしま えば、ものすごく大きい。

というわけで、今回の選挙は、自民党を落すチャンスであろう。公明党など は、自民党が落ちれば、政権与党にすりよるのは目に見えている。簡単なことだ、 選挙区では、民主党議員に投票し、比例区では野党に投票しよう。 第一、自民党はあの駄目小泉の後継さえないじゃないか。

ゴミ特許でおお儲けかい 2003 Oct 8

最近話題のプラグイン特許で、Microsoft に 5億1200万ドルもの支払命令が出 ているらしいが、およそ本質とはかけ離れたソフトウェアの機能の極一部に対 して、しかもなんの投資も本質的な技術革新もない特許に、こんな高額な裁定 が出るなんて最低ですね。

前回も述べたように、基本的な特許は収入に結び付かず、このような ゴミ特許ばかりが金儲けするなんて異常な時代になったものだ。

なぜ、この特許がばかげているかといえば、 プログラムの中からプログラムを呼び出す機能は、 プログラムのほぼ本質的な部分であり、それこそがプログラムであるからである。

この特許は「プログラム」の部分を「ハイパーメディア」と「オブジェクト」に置き換えただけのゴミ特許である。

ごみ技術を保護する特許 2003 Sep 19

ソフトウェア特許に関して読んでいて、 「ノーベル賞の業績を生かせなかった島津製作所の特許戦略」 という所にたどり着いた。良く読むと、

 田中さんの受賞対象になった技術の特許は、85年に出願され、92年に特許と確定した「レーザーイオン化質量分析計用試料作成方法および試料ホルダ」ただ1件だけである。これは国内だけで、外国へは出願しなかった。

とある。よく読んで欲しい。出願されたのは 85 年である。有効なのは 2005 までである。本当に良く使われるようになる頃には、特許が切れてい る。 本当の基礎技術は、使用されるころには、有効期限が切れてい るのが普通だ。結局、特許が保護するのは付随する瑣末な技術ばかり である。さらに、田中さんが特許ぎらいであったことに関連して、

そうした中で、特許など度外視して研究に没頭する社員がいることを株主が満 足するかどうか。また、企業としてこれを認めていけるかどうか。これはやは り大きな課題である。

馬鹿じゃないの。基礎的な研究をしている人は、本当に心血を注いでいるので、 そこに注力してもらえばいい。特許などは、周囲の人でバックアップできる。 島津製作所がこの技術、発見の重要さに気づけなかったのならば、どうしよう もないのである。さらに、

独占的に特許をおさえても、世界中の企業を相手にライセンスすれば世界中で 広がるし、大学の研究者でも論文より特許の時代だから、公開したといっても 特許とは無関係のものであろう。それが科学技術の進歩というものだ。

日本の大学の研究者で、本当にこんな具合にしている人はほとんどいないよな。 ちゃんといろんな研究者に聞いたんだろうな。ごみになる可能性の高い特許に 金をぶちこむほど余裕のある大学研究者はほとんどいないだろうな。なんといっても 学生の研究発表の旅費すら満足に出せないところがほとんど なんだぜ。大学の研究現場にいたことなどほとんどないくせに。 ああ、自称ジャーナリストは怖い怖い。

まあ、いってみれば、特許をとるというは、普通の感覚では宝くじを買うこと に近い。あたるかどうかなど、簡単にはわからない。企業が一所懸命に特許を とっているのは、防衛的な意味合いが強い。

いい感じ 2003 Sep 19

PICOLA では上位に入って当たり前だが、 Time Domain Harmonic Scaling (TDHS) でも Google で Top 50 以内に入った。 ちょっといい感じ。ちなみに PICOLA で特許をとろうという話はあった。 出していても、ちょうど切れるころになる。松下は PICOLA がらみの特許を いっぱいとっているそうだ。その代わり、松下は MPEG4 で PICOLA をオプション規格として成立させることに尽力してくれた。

憲法89条 2003 Jul 30

第89条【公の財産の支出又は利用の制限】 公金その他の公の財産は,宗教上の組織若しくは団体の使用,便益若しくは維 持のため,又は公の支配に属しない慈善,教育若しくは博愛の事業に対し,こ れを支出し,又はその利用に供してはならない。

とあるのだが、これを読むと、私立大学に補助金を出してはいけない。 逆に言えば、補助金を受け取った大学は「公の支配に属」しているのだろう。 独立行政法人は「公の支配に属」しているから問題ないが、やはり、 私立大学に補助金を出してはいけない。もう一つの問題は、NPO, NGO も 「公の支配に属しない慈善,教育若しくは博愛の事業」だろう。 つまり、NPO, NGO, 私立大学に補助金は出せないことになる。

しかし、実際には、NPO, NGO, 私立大学は補助金を受け取っている。 これはどのように解釈すればよいのだろうか?

結局のところ、これらの団体は、本来公がなすべき事業の肩代りをし ているのであろう。

奨学金もっと出せよ 2003 Jul 25

日本私立大学連盟によると、私 大の学生の定員は現在 203万人ぐらいで、全大学生の 73% 程度になるそうで ある。私大には年間合計 3000 億円ぐらいの補助金を出しているらしいので、 学生一人当たりでは、年間 15 万円ぐらいを補助金として給付しているらしい。 育英会には、年間 2800億円ぐらい(全学生で平均年間 10万円ぐらい)しか出 していない。国立学校には、年間約3兆円の予算があるらしい。はっきりとし ない部分が多いのだが、やはり国立大学のほうがかなり優遇されているらしい。 学生一人当たりの金額だと、圧倒的に国立大学のほうが優遇されている。

私大への補助金と、育英会への給付、国立学校の予算の 1/3 を合わせると、 全部で、1.58兆円ぐらいになる。学生一人当たりだと、年間 56 万円になる。 全員でなく、半分に給付すれば、112万円になる。このぐらいならば、私大の 年間の授業料ぐらいは払える。もうちょっと足せば、月10万円になる。 やはり、返済義務のない奨学金として直接学生 に給付したほうがいいんじゃないだろうか? このぐらい出せば、 大学院生や下宿生はずいぶんと楽になるのだが。

ちなみに、私が大学院生のころ、月9万円ぐらいの育英会奨学金で かつかつ生活できた。(ちょっと足が出たけど)今は絶対無理だけど。 だって、家賃はたったの2.2万円(2DK)だったから。ちなみに、奨学金は 貯金で残りを一括返済して、早期全額返済の報償金を少しもらった。

国立大学独立法人化に関して その2 2003 Jul 21

国立大学独立法人化に関連して、私大に補助金をつぎこむのは 憲法違反だという意見がある。実際、ほとんど全ての私立大学は 補助金なしでは経営が成り立たない。 この根拠はよくわからないが、 根拠は憲法に明記されいるので、どうしようもない。 私も私大の教員であるので、ぎくっとした。 じゃあどうすればいいのかと考えたのだが、 大学に補助金を出すのではなくて、 大学生に奨学金を出せば良い。 特に、働きながら大学に行く人達に給料の補填のためにも 出すのが良いのではないだろうか。

ちなみに補助金そのものは、例えば、科学研究費などはだれでも申請できる。 学校法人は、公益法人であるから、補助金がでること自体は別に不思議では ないと思うのだが。

やっぱりマスコミ駄目過ぎ 2003 Jul 19

公正中立を装っても所詮駄目マスコミは駄目ね。自民党政府の拡声器になって いるだけ。辻元元議員の秘書給与詐取事件の関連した辻元議員逮捕のことだが、 いまさら一面記事にするほどの話題ではないのに、この時 期に大々的に報道している。こんなのちょろっと書いておけばいい。 マスコミ は、憲法違反のイラク特措法についてその十倍は書け! つ いでに、同じ比重で秘書給与流用疑惑のある全国会議員リストも出せ。 全国会議員の献金リストも出せ。 この程度のこ ともできないマスコミに存在意義はない。 駄目度は フジサンケイ、読売、朝日、毎日ぐらいの順かな。 最近は朝日の駄目度が上昇中のような。

この秘書給与流用疑惑は、辻元清美、土井たか子、河村たかし、田中真樹子な ど、自民党政権にとってケムタイ議員ばかりを狙いうちしていたのも気になる。 しかもほとんど女性議員なのは、意図的なものを感じる。

ところで、もしもその気になれば、マスコミは駄目議員を何人でも首を切ること が出来るのになぜそうしないのだろう。 献金と暴力団との関係をつつけば、 あっというまに何人もの議員の首が飛ぶだろう。この前、暴力団関係者から 献金をもらっていた国家議員など、氷山の一角に過ぎない。

Excel 駄目過ぎ 2003 Jul 17

Excel がこんなに酷いとは知らなかった。 ちょこっと使うにはいいけど、ちゃんとした統計解析に使いたい時には要注意。 Excel は珍しく Microsoft では良いソフトであると思われていたが、 (Lotus を駆逐した。) 実態はかなり寒い。 全てが完璧というのは難しいのはわかるが、 数値計算の基礎的なところがちゃんとしていなのは困る。 線形回帰係数も正しく計算できないことがあるなんて、普通は思わないぞ。 いっぱい優秀な技術者をかかえているはずの Microsoft がこんなんではなぁ。

大学破壊 2003 Jul 15

とうとう、国立大学が独立行政法人化されてしまった。これで、日本の教育破 壊は、ほぼ完成した。皮肉なことに、独立行政法人化した国立大学が生き残り、 中小の地方の大学が潰れることになるのではないだろうか。あるいは、それを 見越した改革なのだろうか。いままで、国立大学はある意味野放し状態だった のが、気にいらなかったのだろう。いままで、各種の制度改革と称して実質のない 大学改革を押しつけられてきた挙げ句の果ての結果である。はっきりいえば、 文部省の高等教育局はたった三年先の見通しもできない。文部省の意向にそって できた○○情報学部や国際○○学部の慘状をみれば明らかだろう。 また、次々と名前を変えてできては消える各種の大学内センターをみてもよくわかる。

大学の独法化に先行して、日本育英会が潰された。 これで、奨学金精度は実質的に廃止されたに等しい。 これは、世界の趨勢とは全く逆行するものである。 この育英会潰しでも、独法化の意図が読める。

日本の御家芸という考えかたを捨てよう あるいは日本的・日本人であるということ (2003 Jun 19)

(日本風)アニメ、ゲーム、マンガは最近、海外での発展が著しいようである。 これを受けて、日本の文化(というか産業)の危機が叫ばれているが、こういっ たものを通じて、日本的なものや日本的な価値観は世界に普及していっている のである。そう考えれば、全然悲観すべき事ではない。

逆に考えれば、そういったものになじんだ非日本国籍の人々を日本に取り込み、 日本人にしてしてしまえばいいのである。そのためには、インセンティブが必 要になり、非人間的な帰化申請の対応の改善など考慮することが大いに必要と なるであろう。

8086 の25周年なんか祝えないよな 2003 Jun 13

ZDネットのニュースによると、 インテルの x86 アーキテクチャが 25周年を迎えるそうだ。

今、この 25 年前のこのアーキテクチャを見てみると、 「今日のマイクロコントローラのアキーテクチャのほうがましだよな」 としか思えないだろう。こんなことを祝えるはず無いじゃん。

偶然、8088 が IBM-PC に採用されてしまったために、今日の隆盛があるのだ が、この偶然がなければ、Intel はプロセッサの雄とはなれなかったであろう。 これは、別の意味では決して偶然ではなかったが、ここではそれには触れない。

当時を振り返ってみれば、他にもよい CPU はあった。もっと高機能な CPU が 採用されていれば、MS-DOS の剄から解放されて、1995 年以前にもっとましな OS を手にしていたはずである。

MP3 は… 2003 Jun 12

MP3 の音質が CD に近いと表現されることに対して、 日本レコード協会『MP3』など圧縮音声の音質表現についてのお願いには、

これらの圧縮技術は元のCDから聞こえにくい(人の耳で識別しにくい)音をカッ トするなどしてデータ量を何分の一かに減らすものであり、上記の表現は技術 的に明らかに事実と相違するものです。

とある。しかし、良く考えてみよう。以下のことが全く考慮されていないのである。

つまり、MP3などの圧縮音楽はもともとの音楽の情報量を考慮すると、実際に はさらに 1/2 〜 1/3 程度に圧縮する「最後の一押し」をしているに過ぎない のである。実際、MP3 でも 160kbps 以上あれば、普通の人は CD との違いは まず違いがわからないであろう。

さらに、以下のような表現をして欲しいとの『お願い』がある。

【CDの約10分の1のデータ量でそれなりの音質】

逆に、MP3 よりの表現をすれば、

情報理論と聴覚特性を駆使して、約10分の1のデータ量で CD に迫る音質

となるのである。レコード協会もこのようなお願いをするのならば、何人もの 音にうるさい人々に、ブラインドテストをして、その結果を公表すればよいの である。ちなみに、このようなテストは規格化の段階で実施されていて、普通 の人ならば、音質に満足できることを確認しているのである。

それに、「それなり」という曖昧な表現を使うのは卑怯だぞ。「それなり」の 音質、つまり、情報量に見合う音質であることは確かではある。それを言って しまうと、CD の音ですら、原音と比較すれば、「それなり」の音質なのだか ら。

プロジェクトX を見て 2003 Jun 1

今日、プロジェクト X でカミオカンデの回を再放送しているのを見た。 一つのプロジェクトのために実に多くの人が関わっているのがわかる。 本当は皆にノーベル賞をあげたい気持ちになってくる。まあ小柴さんが 受け取ることで、関わった人皆の誇りになっているのだと思う。

さて、本当に言いたいことはそういう事ではなく、こういうのを漫然と見てい ると、「チームワークによる開発」のように日本人は感じるようであるが、私 は、「小さな個人の独創」の積み重ねであると思う。なにか独創的な発明なり、 発見があったとき、日本的な発想では、「みんなで考えた」「みんなで頑張っ た」ことになってしまうが、ちゃんと詳細に見れば、個人の発想の積み重ねで できている。これから独創を大切にしたいのならば、日本ではどんなに小さく ても、それが誰の発想と努力による成果なのかをはっきりさせる必要がある。 逆に言えば、トータルでみて素晴らしい成果がでたときに、どこまでが自分の 貢献で、どこまでが既存のものから得たものかをはっきりさせる必要がある。 そうなれば、逆に自然と他人の成果を尊重するようになるであろう。

ところで、実は私は プロジェクト X という番組がさほど好きなわけではない。

なぜならば、「プロジェクト X」 で取り上げる題材が、日本でのものに限ら れているからである。実は世界中で「プロジェクトX」に類することは行なわ れているし、行なわれてきたのである。この番組をみていると、「これは日本 的で素晴らしいものだ」という短絡的な発想につながりやすいからである。素 晴らしい事は日本に限って起こるわけではなく、それらの素晴らしい事の陰に は「プロジェクトX」で紹介されているような、努力や発想があるのは間違い ないからである。まあ、いまヘコんでいる日本人を励ますための番組だからし かたがないと言えばそれまでだが。

教科書は GDL で出してくれ 2003 Mar 28

「新しい歴史教科書」は、いろいろなことで有名だが、もし、GDL で出してく れたならば、それだけは大いに評価したと思う。いかに駄目な教科書でも、年 表などが間違っているとは思えない。それをベースに誰もが、さらに「新しい」 教科書を協同作業でつくり出すことが可能になる。まあ、そういうことを考え 付かないから、あの連中はああいう教科書を出すのだろうけど。

人間は大してものを考えていない 2003 Mar 26

その証拠に、厳密に定義されているはずの、コンピュータ(プログラム)の動作を 性格には予測できない。だから、バグが発生する。

まあ、そういった話はおいて、実際に普段我々は、大してものを考えていない ことは確かである。音声認識では、人間はものを考えて話しているという方法 論は全て失敗していて、人間はものを考えて話していないので、決定論的方法 では音声認識できないのが常識である。第一、「あっ!」といった瞬間に、 「ちゃんと考えていなかった」ことは一目良然である。だが、そんなことは 日常茶飯事である。

だから、形式言語論は間違っているのではなくて、 人間がまともの意味内容の言葉を発しないから適用不可なのである。 そこに何か深遠な意味を見出そうというのは、でたらめな並びの文字から 意味を見出そうとする徒労であろう。レムの「天の声」みたい。

信用できる人 2003 Mar 23

イラク侵略戦争の時に、「これは侵略だ」とはっきり言った人はマスコミには 出てこなかった。もはや、マスコミは単なる「大本営発表機関」 になり下がってしまった。だいいち、まともな国際法の専門家をだ さないで、政治家と中途半端な軍事評論家ばかりを出してくる。

その中で、ほとんど唯一「侵略戦争だ」とはっきりと言明した人物としては、 慶応大学の金子 勝教授がいる。この人は本来は経済学が専門なので、国際法 のことなんかは言わないだろうと思って話をさせたら、本当のことを言ってし まったのだろう。

この辺りで、人物のマトモさが判断できる。「イラク戦争」は「アメリカによ る侵略戦争」であることは、右翼であるか左翼であるかは関係なく、単なる事 実に過ぎない。事実を事実であると、言明できない人間はマトモではない。事 実は、たとえアメリカに追従するにしても、曲げられものではない。

信用できる人とは、その信条によらず、事実を正しく言う人であると思う。

Linux を推進することはよいことだ 2003 Mar 22

最近になって、多くの企業が Linux に参入しようとしているらしい。 一時期のブームとは違って、今度は地に足がついたものだろう。

このような動きは、企業にとっても、一般人にとっても歓迎すべきことだと思 う。企業は、顧客に対して、Windows に対する代替案を用意することができ、 また、購買の側からみても、「Linux を入れるよ」ということは、Microsoft 社に対抗する力を持つ事になる。社内で別の独自 OS を開発している会社にし ても、他の代替 OS が存在する事は、保険の役割を果たしてくれるし、しかも その OS の調達コストが安価であることの意義は大きい。あるいは、Linux な どのFree な OS は新しい OS のためのプラットフォームとして利用できるか もしれない。

現在は、Linux や ( Free なUnix クローン ) は小規模サーバーに限られてい るが、近い将来においては、クライアント にも、もっと大規模なサーバーに も使用されるようになるだろう。

有時法制 その2 2003 May 9

有時法制の問題点が良くわからなかったので、ちょっと調べてみると、

があるようだ、実際には武力攻撃が行なわれる前から行動(移動という意味で) すること自体は普通だと思うが、 法律にわざわざ明記するということは、これは先制攻撃を意図している 可能性が高い。侵略しない限り において、公海上を船舶は自由に行動できるし、攻撃をしないのならば、どん な行動も可能なので、残る可能性は、国際法的に合法なのは、民間人の所有地、 財産、労働力を徴収した、国内における準備行動になる。もう少し考えてみると、

となると、この法律の意図は

ということしか考えられないな。要するに、行政は 国民は信用できないと考えているということである。

有事法制? 2003 May 1

最近、有事法制について、ずいぶんといろいろ言われている。民主党は 有事を災害時を含めたものとした法律を提案するようである。 しかし、如何に有事であろうとも、基本的人権は十全に保障されなくてはならない。 従って、

あれっ?それなら法律まで作って、有事に政府がやりたい/なすべき事って何?

多分、これぐらいしかないよな。となると、有事において、徴用、徴収した 労働力、財産をちゃんと記録することは必要だな。さらに、 場合よっては、地域共同体に、行政の代行が可能とすることぐらいかな。

でもこれって、有事立法というよりは、対災害立法だよな。うまいネーミング をすれば、皆に受け入れられたのね。戦争も一種の災害だよな。 実は、既存の法律を改正するだけで済むんじゃない?

パートタイマーの待遇をもっと良くしよう 2003 May 1

これも人権問題の一部かもしれないのだが、現在の日本のパートタイマーの労 働条件は非常に悪い。パートタイマーは、雇用保険、社会保険が完備した、契 約社員のような形をとるべきであると思う。そうなれば、パートタイマーは一 種のワークシェアリングのようなようなものになるだろう。そのためには、上 記の保険を含めて、パートタイマーは仕事の内容が同じならば、賃金を含めて、 正社員と全く同じ待遇とするべきであろう。

本当は人権問題なのだ 2003 May 1

「慰安婦」も「北朝鮮拉致」も両方とも人権問題なのだ。日本は、人権問題に 関してはかなりの後進国で、いろいろな勧告がでているのに、ずっと無視し続 けている。(注:御用メディアはこういう重要な問題をちゃんとは報道しない ぐらい腐っている。) 外務省は、人権を守ることを考えないで、括弧付きのう えに目先の「国益」を守ることばかりに汲々としている。「慰安婦」問題も 「北朝鮮拉致」問題も人権問題なのに、「外交」問題に矮小化することによっ て、問題をすり替えている。

自国で人権がまともに守られていないので、相手に人権問題であるとはっきりと 言えない情けない状況なのだ。

北朝鮮のような国に対する対応 2003 Apr 26

もはや、まともとは思えない北朝鮮の反応であるが、このような国に対抗する のは意外な話、理性的な方法しかないと思う。今、考えられる対応としては、 以下のようなことしかないと思う。

これらのことは、日本、韓国、中国、アメリカ合州国、ロシアなどの周辺国だ けでなく、より多くの国によって、国連全体で、決めるのがよい。

日本もこれに応じて、以下のような対応をする必要がある。

要するに、

である。これならば、相手は頭を冷やして対処することが可能になるし、国際 社会からの圧力はさらに高まることになる。ただし、問題は、中国とアメリカ 合州国がちゃんとこの路線で動いてくれるかどうかである。

北朝鮮の核なぞあってもたいして役に立たない 2003 Apr 21

アメリカ合州国によるイラク侵略が一つの節目を迎えて、「次は北朝鮮」とい う声が大きくなっているが、朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)が多少の 核兵器を持っても、たいして役に立たないことは明白である。金日正の体制を 多少長生きさせることに役に立つ程度である。北朝鮮が核武装して喜ぶのは、 実際には日本かも知れない。これで、対抗して日本に核武装する口実を与えて しまうことになりかねない。日本は、核に関する技術も経験も、また、ミサイ ルや弾道弾に関する技術も経験も北朝鮮よりも遥かに豊富である。高速増殖炉 や、解体が決まった転換炉などは、核兵器級のプルトニウムの生産にうってつ けであるそうだし、核燃料の大規模な再処理設備もあり、プルトニウムも大量 に保有している。日本の核武装に関しては、実際には、中国、ロシア、韓国、 米国もかなり深い懸念を抱いていると思う。

北朝鮮の状況を、国連人権委員会で告発するというのは、かなり良い方法だと 思う。しかも、主たる提案国が日本やアメリカ合州国にならないようにするこ とは、北朝鮮国内の状況を改善させるためにも、拉致問題の根本的な解決のた めにもよい方法である。

もう全く信用できないアメリカ合州国 2003 Apr 14

バグダッドが陥落し、サダムフセイン像が倒されたが、 全然人々が熱狂してやっているようには見えなかった。 第一、集まっている人の数が少な過ぎる。

こんな風に思えてしまうのは、これまでも、どこそこは制圧した と言いながら、全くその逆だったり、反乱が起きたと言いながら、 そんなことは起きていなかったり、散々、嘘を流してきたせいである。 実際には、こういう時は嘘をつかない方がましな戦略なのである。 正確な情報であれは、信用が得られるし、自信の証明にもなるし、 民衆に対する人身掌握にも役に立つ。 合州国は、目先の戦術的な勝利に惑わされて、間違った情報戦略を採用している。

もう一点思ったことは、合州国の指導者達はイラクのサハフ情報相程度の度胸 すらないということである。戦火の中堂々と姿を現し、情報戦を戦ってきた。 無論、海外メディアの前にいるときに、攻撃を仕掛けることはできない のだが。 明らかな嘘もあったが、はったりもここまでくればたいしたものだ。 しかも、最後に会見している時、つまり、対岸までアメリカ軍が迫ったいる時、 すでにバグダッドのイラク兵たちは解散して 姿を消した後だったらしい。合州国の指導者どもにもこの程度の度胸は期待したい。

ところで、この兵隊たちはどこへ行ったのだろうか?私は単に軍服を脱ぎ捨てて、 家に帰ったように思う。合州国はこの兵隊達もゲリラとして掃討するのであろうか? そうなれば、南京の二の舞である。

テロに反対する 2003 Apr 11

キューバは[テロ反対]というアメリカ合州国の政策に同意している。しかし、 よく読んでみると、キューバの声明は、[過去40年間テロに晒されてきた]とい う前置きがついている。このテロを推進してきたのは、アメリカ合州国である。 痛烈な皮肉というべきか。

反戦運動は間違っていない 2003 Apr 10

このような途中結果になって、反戦運動をしてきた人たちが無力感を感じてい ることは想像に難くない。しかし、ここにも書いたように、まだ状況は始まっ たにすぎない、まだまだこれから粘り強く運動を続けていく必要がある。また、 反戦運動は決して無力であったわけではない。少なくとも、衆人観視のなか、 合州国の軍隊は、あまりに露骨な住民虐殺を実行することはできなかったはず である。おまけに、アメリカ合州国のあまりに露骨な嘘とプロパガンダが白日 のもとに晒されたという成果があった。

ここにある ツツ大司教の「反戦を考える」という文章が私たちの力となってくれると 思う。反戦運動をした人々は、犯罪を告発したのであって、犯罪を見過ごしたので なければ、犯罪を幇助したわけでもない。

かつてのどこかの国の振舞と似ている--まだ、始まりに過ぎない。-- 2003 Apr 8

今回のイラク侵略は首都が陥落し、戦闘は一段落した。国民の真の意味での 支持が無いフセイン政権は実質的に崩壊したといってよい。しかし、 これに類似したことは過去何度も起きている。 例えば、アフガニスタンでのソ連はどうだったかを見てみれば良い。

このような電撃的な侵攻も、過去にはいくつも例がある。満州事変もそうだっ たし、ナチスのフランス侵攻、ポーランド侵攻もそうである。首都が容易に陥 落したという面では、南京事変なども含まれるかもしれない。しかし、皮肉な ことに、いずれの場合も侵略であり、最終的な結果として、侵略した側が敗北 している。

つまり、全体として状況はいま始まったばかりだ。 悲観する必要はないし、逆に死者が増えるという点では全く楽観できない。 アメリカ合州国に歴史に学ぶ姿勢は皆無だ。 今回は弱い敵を選んだが、長期的にはそれでも本当の勝利はおぼつかないであろう。 世界の 80% の人々には、もうそういう将来が見えているであろう。 世界中の冷笑の中、アメリカ合州国が退場する日が近付いている。

机の上で戦争(侵略)する人達 2003 Apr 7

今回のイラク侵略で特徴的なことは、アメリカ合州国の当事者質は皆、机上で 戦争していることである。小ブッシュもラムズフェルドも戦争を経験したこと もなければ、遥か遠く安全圏でいきまいているにすぎない。それでいて、最大 の利益を得ている。この点では、独裁者フセインのほうがなんぼかましである。 だからこそ、フセインは戦争を先に延ばそうと必死だったのだが。 彼らは、自分自身の頭上に爆弾が振ってくる不安がない。机上で何人死んで、 いくら金がかかったかを勘定しているだけである。

ところで、いまのところ、「大量破壊兵器」の証拠はあがっていない。どこに あるのだろうか? これまで、決定的なものが見つからなかった以上、これか らも望み薄である。いつのまにか、目的がすりかわっていなければよいのだが。 もっと重要なことは、これらの「大量破壊兵器」もアメリカ合州国由来のもの で、 「テロリスト」の養成と支援もアメリカ合州国が行なって来た のだが、アメリカ合州国は自分自身を「査察」しないのだろうか?

持続可能ということ あるいは 幸福になるために必要な科学技術 2003 Apr 7

「人が幸せに過ごせるということ」とは何だろうかと常々考えているが、 それは少なくとも、

もちろん、これらのことも「あると便利」ではあるが。 などなど、いろり考えると、幸せに過ごすことの本質は、

に尽きると思う。しかし、現在の「文明」はこの方向とはずれた方向を目指し ているようにしか思えない。無論、人の人生には何も確かなものは無いのだが、 そういったことに思い悩むことができるほどの余裕すらないのが現状ではない だろうか?

ちょっと飛躍があるが、「持続可能な社会」とは、「安心して生きることがで きる社会」であると思う。逆にいうと、現状では、

とかいった、「不安でいっぱい」なのである。こういったことには、 残念ながら、科学技術で解決できる部分はほんのちょっとである。 こいうったものを解決するためには、社会システム自身を変革する必要がある。

標準化で嫌われる Microsoft 2004 Apr 4

最近はイラクのことばかり書いてきたが、ちょっと趣向を変えてみる。確かに Microsoft はソフトウェア業界の巨人であり、その潜在的な力ははかりしれな い。かつてのライバル達をうち倒し、しかも、そのライバル達の最良の部分を 取り込むということを繰り返してきたのだから当然ではあるのだが。しかし、 Microsoft は標準化では失敗してきている。MPEG でも W3C でも Microsoft はたいした役割を果たしていない。その一つの理由には、Microsoft 自身が標 準化に対して冷淡であることがある。標準化に Microsoft がほとんど人員を 割いていないらしい。その結果、Microsoft の代表が欠席した時を狙って、重 要な案件が採決されていたりする。貢献をしようとしないで、標準化の動向だ けを探ってる Microsoft は嫌われているようだ。MPEG のファイルフォーマッ トがAVI 系統でなく、QuickTime 系統が採用されていたりするのは、この結果 である。

おまけ:Microsoft の FUD 戦略とアメリカ合州国の戦略は似てるな。 ちょっと FUD 戦略を引用してみよう。

FUD とは、不安(Fear)、不確実(Uncertainty)、不信(Doubt)を表す。
FUD は、競合相手が自分達のものより優れていて、しかも価格も安い、つまり は自分達の製品では太刀打ちできない製品が発売されるときに利用されるマー ケティングのテクニックである。具体的な事実でもって応酬できない場合に、 不安による扇動が「ゴシップ筋」を通して、競合相手の売り込みに対し疑惑の 影を投げかけ、競合相手の製品を使うのを思いとどまらせるのに利用されるの だ。

アメリカ合州国も、嘘によって不安を煽り、ゴシップを通して、敵をでっちあげて 圧倒的兵力(Microsoft の場合は資本力)で攻撃する。

イラクにはアメリカを攻撃する権利がある 2003 Apr 3

戦争とか攻撃とかいった曖昧な言葉で、アメリカ合州国の犯罪をごまかそうと して馬鹿が数多くいるが、戦争ならば、イラク側にも報復攻撃する権利がある はずである。それで、どれほどの市民の犠牲者が出ても、アメリカ合州国は 戦争だから多少の犠牲はしかたがないといわなければ辻褄 があわないというものだろう。

アメリカ合州国はこの戦争に勝利できるか? 2003 Apr 1

非常に不謹慎ではあるが、残念ながら今回はアメリカ合州国が勝利する可能性は 高い。なぜならば、フセイン大統領はおそらく実際には民衆に支持されていない からだ。大統領の死で一気に情勢が変化する可能性がある。しかし、いずれにせよ 米軍は支持されない。イラクは第二のアフガニスタンと化す可能性が高い。

イラン …意外といいかも 2003 Mar 31

イランというと、なにか恐ろしい国のような感じがするが、 イラクがらみで調べていたら意外と面白そう。日本人は受けも悪くないらしい。 寒かったり、暑かったりするようだが。テヘラン、イスファハン辺りはほんとうに 面白そうだし、ご飯も美味しいらしい。是非行ってみたい。

イランという国は、結構経済成長も 7.2% と著しく、 地下鉄が走っているぐらいである。 10年ちょっと前までとは 違って、相当解放的になっているらしい。もはや昔のイランではない。しかし、 こういう独自の文化をもった文明国というのは、アメリカ合州国には受け入れ られないらしい。

ようやく平和になったこの国を、アメリカ合州国は次のターゲットにしようと いうのだろうか?

嘘を撒き散らすマスコミ 2003 Mar 29

最近、事実を歪曲した報道が多い。 例えば、安全保証理事会における拒否権の行使である。 確かに拒否権の行使の回数はソ連が一番多いのだが、 1966年以後ではアメリカ合州国が圧倒的に多いのである。 その事実を報道せずに、あたかも 安保理が機能しないのは、フランスなどの拒否権行使のせいである という嘘を平気でつく。

米国の国連無視の傾向は、近年になるに従ってより明白となっている。つまり、 アメリカ合州国が中心となって安全保証理事会を機能させていないのである。 逆にいえば、アメリカ合州国以外の国は比較的、国連を通じた平和維 持活動を支持してるのである。

さらに、今回のことを捉えて、国連が機能していないから新しい国際 組織を作れという痴識人がいるが、こいつらも嘘つきである。それ をいうならば、国連はずっと機能してこなかったのであるから、もっと早期に そういうべきである。痴識人たちは正確にこういうべきである。「アメリカ合 州国にとって国連が機能しないから新しい国際組織を作れ」と。それならば、 私は逆にこういいましょう。「アメリカ合州国とその追従者にとって 国連が機能しないというこは、大多数の人々にとっては国連が正常に機能して いるということである。」と。

ところで、TV では、TBSのニュース23 は 比較的まともな方だが、それでも出てくる痴識人が他局とさほど変らないのには どこからかの圧力を感じる。

伊勢湾岸道路を走る 2003 Mar 27

昨日(3/26)、ある用事で伊勢湾岸道路を走った。 なかなか快適である。片側三車線で、車線の幅も広いので、中央の車線を 走っていれば、ほとんど無理な運転をする必要がないし、気楽に走れる。 高速道路はかくあるべしと思ったのだが、 快適な道路ほど不採算路線であるという皮肉は如何ともしがたい。 ちなみにこの道路、完成の暁には第二東名、名神になる予定であるが…

国際法無視のアメリカ合州国が叫ぶ国際法無視 2003 Mar 27

イラクを侵略しているアメリカ合州国軍は最近、イラクでゲリラ兵が活躍して いることに対して、国際法違反であると叫んでいる。自分自身の行為を棚に上 げて、いい気なものである。イラク側からみれば、侵略という最大の違法行為 に対する、緊急避難であり正当防衛行為である。

ちなみに、ベトナム戦争では、ゲリラ達は、捕まるおそれがある場合には、 ちゃんと兵隊であることがわかるように、公然と武器を携帯し、それとわかる 服装をし、目印をつけていたそうである。

痴識人よ恥を知れ! 2003 Mar 26

最近 TV では呆れ返るようなことを平気でいう痴識人がいっぱいいる。 どういうことを言っているかというと、

戦争が国際法違反であるかどうかは確立していない。
言うまでもなく、「侵略戦争」が国際法違反であるあることは明白である。 国連に加盟していると言うことは、戦争を自分からは起こさないことに 同意したということである。 まあ、こんなことを言い出す人の脳は膿んでいると思っていい。

このような嘘を宣伝する人物たちを出すTV関係者には猛省せよ。

とうとう始まったアメリカ合州国の侵略戦争 2003 Mar 24

学会と連休が重なったために、即時に対応できなかったが、 とうとうアメリカ合州国の侵略戦争が開始されてしまった。 この戦争は、文句無しの侵略戦争である。 どう考えても、イラクが例え独裁国家であれ、 周囲の国とのバランスや関係を考えるて、 大量破壊兵器を含めて侵略戦争を起こす意志も能力もなかった。

もっと単純に考えてみよう。この戦争に投入した費用を査察に投入すればよい のである。まったくの無駄金使いである。結論としてわかることは、アメリカ合州国は 「中東にアメリカ合州国にいいなりで、軍隊も駐留させる国」が欲しいのである。

日本政府は憲法違反のイラク侵略支持を停止せよ!! 2003 Mar 13

日本は憲法で「戦争による紛争解決を放棄」することを規定している。ところ が、政府は「イラク侵略を支持」している。これは、間接的ではあるが、明白 に「日本」が「戦争」で「国際紛争の解決」を目指しているもので、憲法違反 である。外務省、小泉総理は直ちに侵略支持を停止せよ。

イラク「攻撃」ではなく「侵略」と呼ぼう 2003 Feb 20

今度、アメリカ合州国がイラクを攻撃するならば、 どのような安保理決議があろうとも明白な侵略である。 なにも考えるまでもなく、明白である。 重要なことはたったの一点である。今回は(以前のことは別として) イラクは如何なる意味でも他国を侵略していないのである。 以前から何度も指摘しているが、侵略に対する自国内での防衛や、 同盟国からの要請によるその国内での侵略に対する防衛以外の軍事行動、 侵略に対する国連の要請に基づく反撃以外の軍事行動は、現在は全て侵略である。 マスコミもいい加減に、「攻撃」などという言葉を使用せずに、 正しく侵略とかテロと呼ぼう。 安保理も、国連憲章に反するアメリカの侵略を認めるような決議をしてはならない。

アメリカのイラク侵略に反対する 2003 Feb 12

最近 TV等にでる「似非知識人」のには「日本の国益を守るためにアメリカの イラク攻撃に賛成を」という脳味噌くされやろうがぞろぞろしているが、こう いう輩には「痴識人」と呼んであげよう。国際世論は「イラク攻撃反対」が主 流である。アメリカ国内でさえ反対論が盛り上がっている。

こういう大事な局面であっさりと「アメリカに賛成」するようでは、「平和憲 法」を持っている意味が無い。憲法は武力による解決を放棄しているのである から、その憲法を持っている日本が武力による解決に賛成するのは矛盾した行 為である。はっきりと、「武力行使に反対」と言うべきである。

何度も繰り返すが、大量破壊兵器を持っている国も、使用した国もいっぱいあるし、 独裁国家もいっぱいある。つまり、「イラクだけが」攻撃される理由はない。 「アメリカがイラクを攻撃する理由」は別にあるとしか考えられない。

パロディ記事 アメリカ大統領は「とんでもない独裁者」 2003 Jan 21

元記事はアサヒ・コム

 ○○○○イラク国防長官は20日、アメリカのブッシュ大統領を「とんでも ない独裁者」などと呼んで痛烈に批判した。

 長官は陸軍予備役の会合で講演し、「隣国への攻撃、大量破壊兵器の追求、 自国民や近隣諸国民への大量破壊兵器の使用などの能力も意思も持っている。現存 する人物で彼ほどひどい独裁者はいない」と指摘。「アメリカへの対応は万策 がつき、長い道のりも終わりに近づいている」と批判した。

解説

隣国への攻撃
アメリカは、ベトナム、キューバ、アフガニスタン、イラクなどの国を実際に 攻撃している。キューバはまさに隣国である。
大量破壊兵器の追求
アメリカは大量破壊兵器の最大の保有者である。 おまけに、最近は新たな戦術核兵器の開発も追求している
自国民や近隣諸国民への大量破壊兵器の使用
これは原文では、大量破壊兵器ではなく、化学兵器である。アメリカは、第二 次世界大戦では核兵器を、朝鮮戦争では生物兵器を、ベトナム戦争では生物化 学兵器を使用した。つまり、ABC 兵器の全てを使用したことがある。

ちょっと語句を変えて遊んでみれば、アメリカもイラクもたいして変わらない ことがわかる。



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