これならはできるPythonの新しい学び方

PythonやRの効果的な学習法

Rを学んで思ったのですが、私のそれまでの勉強法は間違っていた、少なくとも非効率的でした。

基礎から一つ一つ積み上げていく。こういうことができる人は立派ですが、もっと違った学習法もあります。特に大学で学ぶ場合、基礎の基礎から学び直すというのは、よほど律儀な人しかうまくいきません。

じゃあ、どうするかというと、初歩を学んで少しできるようになったら、無理やり、やりたいこと、例えばインターアクティブなグラフを描く、株のシステムトレーディングなどのプログラムにトライすることをオススメします。

基礎から積み上げるのではなく、やりたいことをはっきりさせて、そのプログラムで基礎を学びます。

英語でいうと、大学で英語をbe動詞の復習から初めて、中学文法、高校文法を順に学び直すのは最悪でしょう?ニュースを読みたいならニュースから、ポップスに関心があれば、歌詞を通して英語を学びなおすというのなら、やる気がするでしょう。

Pythonはこうして学ぶ

例えば、私のように株のシステムトレードのスクリプトをPythonで書いてみたいとします。

そういう人は、次の手順で学びます。

1.作業環境を整える。

Rの場合だったら、R-Fiddleを使えば何もインストールせずにすみますが、Pythonの場合は自分のPCにインストールしないと仕方ないです。いろいろ選択肢がありますが、私のオススメはAnacondaです。

Anacondaをインストールすると:

Jupyter Notebookが同時にインストールされます。プログラムはこれに書きます。

condaでライブラリをインストールできるようになります。

ターミナル(Windowsの場合はコマンドプロンプト)で「conda ….」と書いて実行するだけです。

具体的にどう書くかは、Googleで「conda インストールしたいライブラリ名」で検索してください。Anaconda Cloudのページに式があります。それをターミナルに貼り付けて実行(Enterを押す)します。

利用するライブラリをターミナルを使ってcondaでインストールして、Jupyter Notebookを使ってインポートして利用します。インストールは一度でよいですが、インポートは毎回必要です

2.株のシステムトレーディングの解説で学ぶ。

ネット上で、プログラムも書かれた解説を探します。たまたま見つけた下記のページで学びました。大変わかりやすく丁寧に書かれています。

Python For Finance: Algorithmic TradingJune 1st, 2017 in Python

今回は、システムトレーディングのプログラムについて解説しません。というか、まだ読み始めたところで私自身理解できていません。それでも、少し読めばライブラリのインストールの仕方やデータの読み込み方、グラフの書き方などがわかりました。

株の話なので、人口につての情報はありませんが、これに書かれたプログラムをまねると日本の人口の推移の折れ線グラフを簡単に描くことができました。

# ライブラリをインストールする
import pandas_datareader as pdr
import datetime
import quandl # 金融と経済のデータを取得するライブラリ
quandl.ApiConfig.api_key = “登録してAPIキーを取得してここに書く”

# Quandlのサイトで検索して求めるデータのコードを取得する
Jp_pop = quandl.get(“ODA/JPN_LP”, start_date=”1980-12-31″, end_date=”2015-12-31″)
# データの列名を知るために取得したデータを表示する
Jp_pop

# グラフ作成に必要なライブラリをインポートする
import matplotlib.pyplot as plt

# Value列を選び出す
Jp_pop[‘Value’].plot(grid=True)

# プロットする
plt.show()

 

ちなみに、quandlは、データ取得のライブラリですが、登録しないと1日50アクセスしかできません。登録するとAPIキーを取得でき、それをプログラムに書き込むと何回でもアクセスできるようになります。

多くの金融、経済にかかわるデータを取得できますが、有料データもあります。検索するときにfreeにチェックすれば無料のものだけを選ぶことができます。

本当に簡単にできるのか

どうでしょうか。

確かに私の場合、Python初心者とはいえ、Rを少し使えますので、そのぶん理解しやすかったことは確かです。が、ライブラリのインストールにターミナルを使うことがわからず苦労した程度ですからねえ、、、

そもそもいままでコンピュータの授業を受けたことはないですし、RもPythonもネット情報で学んできましたから、たぶんだれでもできると思います。

そういうと、Rを学んだときも、基礎からではなくヒストグラムの作成から入りましたね。

ようは、面白いと感じることを先にやるということです。大学だと、わからなければ先生に聞けますいから、いよいよこのやり方がいいです。教員同士は、はずかしいから聞いたりしませんが、学生のみなさんは聞きやすいでしょう?

近くに気軽に教えてくれる人がいると、1/3ぐらいの時間でできるようになると思います。


柴田 啓文

紹介 柴田 啓文

経済学部教員です。このサイトの管理者の一人です。

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