人の名に使える漢字

文章表現論の第6回(5月18日)で、漢字制限について講義しました。その時資料として「当用漢字表」と「常用漢字表」を配りました。

その回の提出物の「講義に対する意見・感想・質問」の中に、「私の名前に使ってある漢字が常用漢字表に入っていないのはなぜですか」という質問がありました。その質問をした人には第7回(5月25日)で回答したのですが、他の人には説明できませんでしたので、ここで説明しておきます。

現在、日本では人の名前に使える漢字は、戸籍法第50条で「子の名には、常用平易な文字を用いなければならない。常用平易な文字の範囲は、法務省令でこれを定める」とされています。その「常用平易な文字」とは、戸籍法施行規則第60条で、常用漢字・別表第二に掲げる漢字・ひらがなまたはカタカナと決められています。

つまり、常用漢字表に載っていない漢字でも、この「別表第二に掲げる漢字」なら人の名に使えるということです。質問した人の名前の漢字はこれに該当する漢字でした。

この「別表第二」は法務省のサイトで見ることができます。興味のある人は見てみてください。


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